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【今週(3/1~)の自家焙煎&ハンドドリップコーヒー】

A.コロンビア ナリーニョ・スプレモ 500円

<豆の特徴>
コロンビア南部、赤道近くのナリーニョ県は、標高4,276mのガレラス火山の麓に位置し、美しい自然で有名です。農園は海抜1,300m~2,200mに位置しており、土壌はガレラス火山からの火山灰質やカルシウムやマグネシウムを含んだ粘土質で、コーヒー生産にとても適しています。傾斜の厳しい山岳地帯で、昼夜の温度差の大きい環境で栽培されている為、コーヒーの実が成熟する過程で実が引き締まり、強い香りとコクを持っています。

<焙煎担当コメント>
同じコロンビア・スプレモでも、標準品(北部産)と南部産ではまるで別物です。酸味の強い北部産に対して南部産は柔らかな甘みと強いコクが特徴的です。中煎りまで火を入れたところ、コクと重厚感が前面に出てきて飲み応えのある一杯となりました。ブレンドに使われることの多いコロンビア豆ですが、南部産はストレートで飲んでも十分すぎるくらい美味しいですね。

B.パプア・ニューギニア キンデン農園 500円

<豆の特徴>
赤道の丁度南の熱帯に位置するパプアニューギニア。第二次世界大戦の前にルター派の宣教師によりコーヒーが持ち込まれました。西部ワギ・バレーに位置するキンデン農園。清涼な気候、十分な降水量、豊かな土壌、「一日で一年の気候を繰り返す」と言われる気象の変化などコーヒーの生育には理想的な環境です。それに加えて、完熟チェリーの手摘み、発酵と水洗を3回繰り返し、12時間の浸水すすぎ棚干し天日乾燥、21日間サイロで保管し品質を安定させて、脱穀後に色彩選別と手選別で仕上げています。

<焙煎担当コメント>
中煎り~中深煎りの一歩手前で火を止めてみたところ、芳醇な香り、花系のキリリと爽やかな酸味のあとから、まろやかな甘みが追いかけてくる特徴的な味わいの一杯に仕上がりました。爽やかでクリーンなコーヒーがお好みの方におススメです。

by社長

※写真左上から時計回りに
・コロンビア ナリーニョ・スプレモ生豆
・コロンビア ナリーニョ・スプレモ焙煎後(シティロースト)
・パプア・ニューギニア キンデン農園生豆
・パプア・ニューギニア キンデン農園焙煎後(シティロースト)

約8年前