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【今週(1/12~)の自家焙煎&ハンドドリップコーヒー】

A.コロンビア ナリーニョ・スプレモ 500円

<豆の特徴>
コロンビア南部、赤道近くのナリーニョ県は、標高4,276mのガレラス火山の麓に位置し、美しい自然で有名です。農園は海抜1,300m~2,200mに位置しており、土壌はガレラス火山からの火山灰質やカルシウムやマグネシウムを含んだ粘土質で、コーヒー生産にとても適しています。傾斜の厳しい山岳地帯で、昼夜の温度差の大きい環境で栽培されている為、コーヒーの実が成熟する過程で実が引き締まり、強い香りとコクを持っています。

<焙煎担当コメント>
同じコロンビア・スプレモでも、標準品(北部産)と南部産ではまるで別物です。酸味の強い北部産に対して南部産は柔らかな甘みと強いコクが特徴的です。今回中煎りまで火を入れたところ、コクと重厚感が前面に出てきました。これはこれでいいですね。ブレンドに使われることの多いコロンビア豆ですが、南部産はストレートで飲んでも十分すぎるくらい美味しいですね。

B.エルサルバドル COEブエノスアイレス農園 500円

<豆の特徴>
カップオブエクセレンス2015受賞豆。中米エルサルバドルは小さな国ですが、多くの火山があり、肥沃な火山灰性の土壌、高い山々がコーヒー栽培に適しています。ブエノスアイレス農園は、サンタアナ火山の麓コアテペック湖を望む山裾に位置します。特に腐葉土を多く含む肥えた土壌が特徴で、濃厚で甘いコーヒーを生産できる環境です。今回の入賞ロットは伝統種ブルボン100%のチェリーの中で、完熟豆だけを丁寧に収穫して作られており、特別にオークション用に仕上げた逸品です。

<焙煎担当コメント>
中深煎りの一歩手前まで火を入れてみたところ、豆を挽いた瞬間に溢れるくらくらするような芳醇な香り、チョコレートの様な濃厚な甘み、かつしっかりとした苦みを感じる素晴らしい仕上がりになりました。COEの中でも特に高級品の豆で、正直原価が合ってません(泣笑)。この機会に是非ご賞味ください!

by社長

※写真左上から時計回りに
・コロンビア ナリーニョ・スプレモ生豆
・コロンビア ナリーニョ・スプレモ焙煎後(シティロースト)
・エルサルバドル COEブエノスアイレス農園生豆
・エルサルバドル COEブエノスアイレス農園焙煎後(フルシティロースト)

8年以上前