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【今週(12/8~)の自家焙煎&ハンドドリップコーヒー】

A.コロンビア ナリーニョ・スプレモ 500円

<豆の特徴>
コロンビア南部、赤道近くのナリーニョ県は、標高4,276mのガレラス火山の麓に位置し、美しい自然で有名です。農園は海抜1,300m~2,200mに位置しており、土壌はガレラス火山からの火山灰質やカルシウムやマグネシウムを含んだ粘土質で、コーヒー生産にとても適しています。傾斜の厳しい山岳地帯で、昼夜の温度差の大きい環境で栽培されている為、コーヒーの実が成熟する過程で実が引き締まり、強い香りとコクを持っています。

<焙煎担当コメント>
同じコロンビア・スプレモでも、標準品(北部産)と南部産ではまるで別物です。酸味の強い北部産に対して南部産は柔らかな甘みと強いコクが特徴的です。中浅煎りで止めてみたところ、酸味と甘みのバランスが良く、かつ飲み応えがあり重厚感あふれる仕上がりとなりました。ブレンドに使われることの多いコロンビア豆ですが、これはストレートで飲んでも十分すぎるくらい美味しいですね。

B.ニカラグア COEエル・マンゴ農園 500円

<豆の特徴>
カップオブエクセレンス2015受賞豆。ニカラグア共和国は中米で最も広い国土を持ち、湖、火山、ジャングルなど、多彩な自然が特色です。質の良い火山灰土壌、雨季と乾季がはっきりした気候など、栽培に適した条件に恵まれ、良質のコーヒーが生産されています。エル・マンゴ農園は家族経営の小農園ですが、コンテスト出品の為、全行程に注意を払い最善の方法を行っています。

<焙煎担当コメント>
甘い香り、柑橘系の酸味、シルキーな口当たりが特徴的な豆です。中米の豆はいつもは中煎り程度で止めることが多いのですが、中深煎りまで火を入れてみたところ、とんでもなく奥深いコクと、重厚な苦みが引き出されて、今までのニカラグアコーヒーの印象を覆す仕上がりとなりました。ブラックも良いですがミルクとの相性も良さそうですね。

by社長

※写真左上から時計回りに
・コロンビア ナリーニョ・スプレモ生豆
・コロンビア ナリーニョ・スプレモ焙煎後(ハイ~シティロースト)
・ニカラグア COEエル・マンゴ農園生豆
・ニカラグア COEエル・マンゴ農園焙煎後(フルシティロースト)

8年以上前